いちばんのミッションは、 自分たちの活躍の機会を 減らすこと。

通信・ETC保守業務 広島営業所 米子保全事務所

高速道路ネットワークの、
救急救命士として。

元々、通信に関しては、ずぶの素人。学生時代は電気の勉強をしていました。1から勉強し、10年かけて少しずつ成長してきたんです。通信の仕事は、大きく分けて2つ。緊急対応と予防です。緊急対応では文字通り、ETCや非常電話といった道路の通信環境に不具合が起きたとき、いち早く現場に駆けつけて原因を究明し修理をします。

1本あたり数kmにも及ぶ通信ケーブル内のどこに不具合があるのか見つけるのは至難の業。しかも1本のケーブルの中には1mm以下の細いケーブルが、多いところで100本以上重なっている。ケーブルの両端に測定器をセットし、徐々に距離を詰めていきながら、断線している箇所や経年劣化によって微妙な接触不良が起きている箇所を探し出すのです。スピーディに対応できたときは、大きなやりがいを感じることができます。

道路の安心を守る最善策は、
トラブルの予防です。

もう一つ大切な仕事が、トラブルの予防。道路内の通信機器は、部品ごとに耐久年数も違います。屋内か屋外か、さらにはエリアによっても、いつ、どんなトラブルが起きるか、というのは大きく変わってくるんです。たとえば、交通量が多いエリアは排気ガス等が原因で劣化が早く進みますし、山沿いのエリアは雪害、海沿いのエリアは塩害の影響を受けざるをえない。また、暑さが厳しい地域と極寒地帯とでは予防の方法もまったく変わってきます。

そのため、拠点を異動するごとに、それぞれのエリアが独自で蓄積した知識やノウハウを継承されることになる。何年経っても、成長を続けられるのはこの仕事の面白みだと言えるかもしれません。私たちがめざす最高の状態とは、何もトラブルが起きない状態。自分たちが現場で大活躍する。そんな機会をつくらないことこそが、私たちの存在意義だと言えるかもしれません。

用語解説

ETC

Electric Toll Collection system:ノンストップ自動料金支払いシステム 。料金所ゲートに設置したアンテナと通行車の車載器との間で無線通信を用いて自動的に料金の支払いを行うことにより、有料道路の料金所を止まることなく通行可能とするシステムです。

働く「ヒト」たち